2013年2月7日木曜日

マトリックス②


我々人間が「現実」として意識しているもの――目に映るもの、匂い、味、音、ものの感触――それら全ては、生理学的に言えば、「脳のシグナル」によって認識されるものである。

つまり、body(実体)があるようで、そこには「何も無い」のかもしれない。

すべてはmind(心)が作りだした、イメージの世界かもしれない。

そう考えると、我々が「現実」と呼んでいるものは、実は脳のシグナルによって作り出される「思い込み」の世界であって、実体があるようで「実体のない世界」――と言えなくもない。

分かりやすくいえば、「赤い花」の「赤色」が本当に「赤色であるかどうか」、我々はどうやって見分けるのか。
「これが赤色だ」という認識は、本人だけが知り得るものであり、Aの目には鮮やかな赤に映っても、Bの目には紫がかった赤に映っているかもしれない。
その違いは誰にも分からないし、比べようもない。
そう考えると、我々が実際に目で見て、「赤色」と認識している「現実」でさえ、各々の脳のシグナルによって作り出されたイメージに過ぎないということが理解できる。
つまり「現実」というのは、大半が「思い込み」の世界であり、「それがどう映るか」は、人によってそれぞれ異なるのである。

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